平成21年4月28日(火)
ほとんど毎日のように通る散歩道が清川町の北浅川。桜が終わっても、色とりどりの花々が遊歩道の両側を飾っている。毎日見ていると当たり前の光景に見えるけれど、本当は、とても贅沢に自然を堪能しているのでは・・・とふと思った。今日のこの散歩で何種類の花を見て通るのか、記録してみることにした。4月20日のことである。
家を出て12・3分で北浅川に到着。小学校のすぐそばが出発点で、ここから下流に向かう。上流へは川に沿って行く道はない。ここから鶴巻橋のちょっと手前までが遊歩道になっている。道の両側には紫色の花が目立つ。
セイヨウジュウニヒトエ ムラサキハナナ ツルニチニチソウ
タチツボスミレ シャガ ムラサキツユクサ
黄色い花も目に入る。
レンギョウ ヤマブキ 八重ヤマブキ
クサノオウ オヘビイチゴ ヘビイチゴ
クサノオウは小仏川で初めて見て、makotoさんに名前を教えていただいた。その後あちこちで目につくようになった。もし名前を知らないままだったら、目に入らなかったかもしれないし、見ても気にとめなかったかもしれない。オヘビイチゴは小葉が5枚、これもmakotoさんから教わった。ヘビイチゴはそばで赤い実ができかけていたことでそう判断した。
白い色もがんばっている。
白ヤマブキ ハナニラ 白花ムラサキハナナ
クサイチゴ
赤やピンクは少なく、あまり目立たない。

カキドオシ カラスノエンドウ ムラサキカタバミ
ほんこの間から咲き始めたのはこちら。

ナガミノヒナゲシ ハハコグサ
鶴巻橋の手前の遊歩道の終わりまで来ると、遊歩道と反対側の住宅街を歩く。よく手入れされたお花を見せていただきながら歩くのもなかなかいいものだ。
モッコウバラ シラフジ カロライナジャスミン
モッコウバラはとげのないバラでよく植えられている。カロライナジャスミンは、ハーブのジャスミンとは無関係で有毒なので、よい香りがしてもお茶に浮かべたり、小さい子どもが口に入れないよう注意が必要だ。
アケビ ムベ
アケビは初めて見たが特徴のある花なので写真で知っていた。でも実際に目の前に現れた時はびっくりし、うれしかった。ムベは、秋に果実を見ていて、もしかしたら今頃花が咲いているのでは・・・と思って行ってみたらやっぱり!始めてみる花にうっとり。その後、清川住宅でムベを植えているお宅を何軒か見かけた。
今日だけでだいたいこれだけの花が目にとまった。ほんこの前までは、アマナ、ムスカリ、ムラサキケマン、ヒメオドリコソウ、バイモ、キブシ、ユキヤナギ、ヒュウガミズキ、ハナモモ、ヒサカキ、ウグイスカグラなどが元気だった。春一番、というより冬の頃からオオイヌノフグリが姿を現していたのもこの道、まず咲くシナマンサクもこの道。5月になればまた新しい花が姿を現すことだろう。この道で見られる花はどこでも見られるもので、取り立てて珍しいものではないが、1時間ほど歩いただけでこれだけ多くの花が見られる所はそれほど多くないのではないかと思う。
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花や風景の他に、この道で地域の人たちが誇りをもって見守っているのがメタセコイアの化石林。
発見されたのはちょうど清川住宅ができた約40年前。170万年~200万年前のもので、20株ほどあり、専門家の調査・発掘により化石林として認められた。その後、川の補修工事で一部壊されることになり、地元の人たちの強い要望で説明板が取り付けられた。これだけの規模の化石林は日本でも珍しいそうだ。今では時間をかけてゆっくり探さないとなかなか見つけられない。写真の真ん中のものと右のものは2007年3月に友人の案内で見つけたもの。
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この道のちょうど真ん中あたりにベンチがあって、ここで多くの人たちが一休みする。時々、放課後の子どもたちもやってくる。ガビチョウがにぎやかにおしゃべりをし、その間をぬうようにウグイスがさえずる。この間から別の鳥の鳴き声もよく耳にするが、残念ながら名前がわからない。キジも独特の鳴き声を聞かせてくれる。キジは以前はよくベンチで座っていると、目の前をのんびり行ったり来たりする姿を見かけたが、最近は見ない。この間、Kさんが、おしかったね、10分早く来ればキジの姿が見れたのに、と言っていた。
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ここに住む人々の愛着あるこの小道が、サイクリングロードとして整備されようとしている。鶴巻橋から、上流は松枝橋までつなげる計画らしいが、とりあえずは最初に書いた小学校の所までらしい。測量も終わり、杭も打たれている。
また、あのベンチの所から向こう岸の横川町まで新しい橋が架かる予定。こちらの方は40年前から言われていることで、実現まであと10年はかかりそうだ。周辺道路の整備は始まっているので、実現は間違いないことだろう。
この小道も数年後にはだいぶ様変わりしそうだ。たくさんの花たちや、メタセコイアの化石林など、どうか無事でありますように。一日一日を大切に、この光景を目と心に焼き付けておきたい。
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